症例紹介
マイクロスコープを使用した歯根破折歯の治療
マイクロスコープを用いることにより、今まで見ることができなかった根管内も明るく拡大してみることができるようになった。これにより歯根破折歯の診査・診断が容易となり、今まで不可能と思われていた歯根破折歯の根管治療や保存修復治療も可能となってきた。
術前
経過
術後
コンポジットレジン
今回、臼歯部咬合面の実質欠損をコンポジットレジンを用いて直接充填し、形態と機能の審美的回復を行った症例を紹介します。
受信時65歳女性。階段から落ちて前歯を破折。患者と相談した結果、健全歯質を極力保存した部分修復を望んだためコンポジットレジンを用いて欠損部位の回復を行なうことにした。
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経過
術後
受診時26歳女性。出勤時に自転車で転倒し、顔面をぶつけ前歯を2本破折。息を吸うだけでも痛く、食事も困難であったとのこと。
即日痛みを止めることと形態回復の双方を実現しなければならないケース。今回、患者にとって歯髄を保存し、コンポジットレジンを用いて修復するメリットは大きいと考えた。
術前
経過
術後
受信時30歳男性。歯の痛みを主訴として来院。上顎右側第2大臼歯エン新芽にう蝕が認められた。このままだと、う蝕により大きな欠損になる可能性もあるため、残存するエナメル質を可及的に保存することを第1とし、感染歯質のみを除去してコンポジットレジンにて歯を補強した。
術前
経過
術後
受診時26歳女性。下顎に充填されている金属をすべて白い修復物に変えて欲しいとして来院。
患者本来の持っていたであろう形態を考え再現することが、けっかてきには審美的な修復につながる。臼歯部の金属を除去しコンポジットレジンによる審美的な咬合面を回復した結果、患者は「自分本来の歯を取り戻したようだ」と満足された。
術前
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術後
術前
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術中
経過
術後
術前
経過
術中
経過
術後
術前
経過
術後
臼歯部にエナメル質の可及的保存を意図した「支台築造」
可能な限りエナメル質を穂人し、失われた象牙質をコンポジットレジンで補う方法は、臼歯部においても重要なオプションの一つとして検討されるべきであろう。なえzなら、天然歯の構造を再構築し、機能回復することこそが修復治療の基本なのだから。
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術中
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術後
歯根・ポストコア・クラウンを一体化した破折歯のオールセラミック修復
オールセラミッククラウンを接着材により接着することで破折した歯根、ファイバーポスト、レジンコア、セラミッククラウンを一体化として保存できると考えた。必ずしも予知性の高い処置ではないが、抜歯・補綴を一時的にでも回避できることは十分な価値があると考えられる。
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術中
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術後
ハイブリッドインレー
上顎小臼歯部近心面にメタルインレーがあり、審美障害を主訴とした症例である。 臼歯部の咬合面や隣接面をレジン充填で審美的に仕上げるのは、大変難しい処置となるので、ハイブリッドセラミックスを用いて審美的な改善を行った。
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術後
ファイバーコアポスト
ファイバーコアポストは高い特性を発揮するSタイプのグラスファイバー(太さ約10µm)を束ね、 その間に高強度のマトリックスレジンを含浸・重合させた、支台築造用ポストです。
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ポーセレンインレー
術前
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術後
メタルインレーをセラミックインレーへ
術前
経過
術後
ジャケットクラウン
術前
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術中
経過
術後